安倍晴明の生涯は神秘的なエピソードで彩られ、平安時代の貴族の日記や仏教説話集にも、鬼神を見て師匠を救った、天変を察して花山天皇の退位を知った、よく式神(鬼神)を使い、老僧と術比べをして勝った、草の葉を投げて蛙を殺した、白犬と共に道長に掛けられた呪いを見破った、蔵人の少将に掛けられた呪いを見破り、呪詛返しをし、呪いをかけた陰陽師を殺したなどの話が載っています。
これらの説話を見ると人を救いもするが、「晴明」という綺麗な名前に似合わず、殺生もする、「一癖ありげな陰陽師」のイメージが浮かんできます。
江戸時代に入るとますます人気が沸騰し、物語や浄瑠璃の題材にもなりました。
狐の母と悲しい別れをした、ライバル・芦屋道満に殺された父を一条戻橋で生き返らせた、唐に留学中に道満に妻を寝取られた、蛇を助けて龍宮城へ行ったなどなど、ミステリアスなエピソードがたくさん。
安倍晴明は1005年、85歳で天寿を全うしたらしい。
当時としては異例の大往生ですね。
一度死んだが、閻魔大王に秘印をもらい、生き返った、という話もある。。。